「社交ダンスに興味がある」
僕は大学に入る前は思ってもいませんでした。大学の部活に入ったのもキレイな先輩に誘われたからという理由です。
しかし最近はテレビやマンガでよく取り上げられ「社交ダンスをやってみたい」という声をTwitterなどでもよく見かけるようになりました。
そこで今回は社交ダンスを踊るだけでなく、観る専門の方の楽しみ方も紹介します。
まずは踊って楽しみたい、という方から。
踊って楽しむ
「社交ダンスのはじめ方」的な記事を2年くらい前に書いたのでご参考にどうぞ。
1,競技会に出場する
社交ダンスの競技会は現在、多くのメディアで取り上げられていますね。
キンタロー。&ロペス組が世界で7位という偉業を成し遂げたり、マンガやアニメで話題の「ボールルームへようこそ」も競技ダンサーを描いたものとなっています。
競技会に出場ともなると他の選手たちとの競い合いになるので、練習やレッスンが激しくなること間違いなしです。
ということで社交ダンスを最も早く上達できるのは、競技会で勝ちあがることを目標に練習することでしょう。
ダンスパートナー探しなどでも苦労はありますが、目標の成績まで勝ち上がったときの喜びは何ものにも代えがたいものがあります。
2,パーティーでデモンストレーションを踊る
豪華ホテルでのダンスパーティーのメインイベントでもあるアマチュアデモンストレーションへ出演するのは社交ダンスを踊る上で最も贅沢な楽しみ方です。
デモンストレーションでは人に見られることが前提なのでレッスンにも熱が入り、こちらも上達間違いなしです。
また「負け」というのがないので誰からも褒められます。先生から生徒同士からに褒められるんです。讃えられると言ったほうが近いくらいです。
「そんな、営業目的で褒められても・・・」と思うかもしれませんが、向こうも褒めるプロです。きっとめっちゃやみつきになるくらい嬉しいですよ。
社交ダンスの楽しみの中では1番お金がかかってしまう(出演料、先生へのお相手料、チケット代、衣装代)のが唯一のでデメリットでしょうか。
勝った負けたがないので勝負事が苦手な方はデモンストレーションはいかがでしょうか。
3,ダンスタイムへ参加
パーティーだけではなく、最近ではダンススタジオでもダンスタイム専門のところがあるくらい流行っています。
少し踊れるようになったらこちらがおすすめです。レッスンではないのでそこまでお金はかかりません。
スタジオ専属のアテンダントがお客さんと順番に踊ってくれます。今までのレッスンの成果を発揮するいい機会になるでしょう。
ただ、アテンダントのレベルによっては踊りにくいこともあります。
慣れないうちは自分が下手なのかと、落ち込んでしまうこともあるかもしれません(もちろん自分が下手な場合もあります)。
そんなときは「あのアテンダントは踊りにくいからしょうがないよ」と、他のお客さんが教えてくれますし、慣れればわかります。
そして気に入ったアテンダントがいれば「チャーター」と言って、自分や友達同士だけ専属で踊ってもらうことも可能です。
社交ダンスを踊って楽しむ方はいずれにしても競技ダンスの要素が必要になってきます。
こちらの記事も参考にしてください。
観て楽しむ
藤井聡太5段で将棋が流行になったときに「観る将」という言葉が流行りましたね。
社交ダンスを踊るのはちょっと、、、という方のために観る楽しみ方を紹介します。
4,競技会を観る
テレビでマイアミでの世界選手権が放映されてからキンタロー。&ロペス組が話題になったのは、結果が良かったから、という理由だけではないはずです。
カップル結成からデビュー戦、レッスンやカップル間での苦悩を乗り越えて勝ち取った記録だったからこそ、ここまで盛り上がったのだと思います。
そしてキンタロー。もロペスもまだまだ満足していない様子だったのも、また良いですね。
テレビ的にではなく本性なのだと思います。
社交ダンスの競技会はそういったところが見どころです。
また競技会の予選では競技組数が多く、予選ごとに半分から1/3くらいの勢いで減っていきます。
決勝では6組くらいになり、それまでには何時間もかかり選手の消耗度は並大抵のものではありません。
そういったことも踏まえて競技会観戦の楽しみ方は
- どういった選手が評価されて勝ち上がるのか
- いろんなドレスがあるんだなぁ
- 10組以上がフロアで踊っていて、衝突しないように回避する様子
- 応援の声援がすごい!
- 選手と観客の距離が近い
という視線で見てはいかがでしょうか。
声援のすさまじさは初めての方はたいてい驚いています。
また競技会中は観客に触れることができるくらいの距離で踊っていたり、会場の入口付近では廊下で選手が練習していたりと、選手と観客との距離が近いのも特徴ですね。
5,ショーを観る
先程紹介したホテルでのパーティーはプロフェッショナルデモンストレーションで締めくくられます。
競技会とは違い、1組ずつ音楽を表現した踊りを披露してくれます。
競い合うための競技会では見せない表情をみせてくれます。
また、パーティーではFM(フォーメーション)といって複数組で踊るショーもあります。
8組くらいで同時に同じステップを踏んだり、わざとタイミングをずらせて踊ったり、ポジションを移動して模様を描いたりと見どころ満載です。
ワールド スーパー スターズといって世界のトップ選手が2日間に分けてショーを踊るパーティーも日本で開催されています。
最近では社交ダンスで舞台もやっていますね。
6,聴いても楽しめる
なんと社交ダンスは聴いてもお楽しみいただけます。
社交ダンス情報ラジオ番組「DANCE WAVE」をご存知でしょうか。社交ダンス経験者の方はほとんどの方が知っていると思います。
番組の内容は、ホームページより引用すると
現在、多数のチャンピオンまたはファイナルクラスの選手を毎週ゲストにお招きし、考え方や価値観、またプライベートトークから暴露話など楽しくトークを展開しております。またリスナーの方々からのお悩み相談やメールコーナーも有り、全国の社交ダンス愛好家の方々とトップ選手を結ぶ夢の架け橋となっております。
となっております。
実際に聞いてみると、なかなか聞けないトッププロのダンサーの生の声が聞けて面白いです。
社交ダンスを踊らない、いわゆる観る専の方は選手と触れ合う機会があまりなく、踊りを見てもどんな人なのかわからないと思います(踊りは性格を表すといいますが)。
DANCE WAVEを聴くと選手の情報や人柄がわかり、実際に観るときの楽しみが増幅すると思います。
無料で聞けるのでぜひ聴いてみてください。
7,マンガを読む
マンガを読んで社交ダンスに興味をもったという方の非常に多いこと。
僕の中でのお気に入りは「ボールルームへようこそ」ですが、他にもたくさんの社交ダンスマンガがあります。
お気に入りの3つほど紹介します。
どれも社交ダンスを描いたマンガです。社交ダンスに興味をもった方ならどなたでも楽しめると思いますよ。
社交ダンスを楽しむ方法:まとめ
社交ダンスにはいろいろな楽しみ方がありましたね。
どれか1つに絞る必要はありません。全部やったっていいのです。
また競技会やショーは会場に足を運ばなくてもYou Tubeで楽しむことも出来ます。
ぜひ理想の社交ダンスを追い求めてくださいね。
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