競技ダンサーが社交ダンススタジオに勤めるメリットとデメリット

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競技ダンスをやっていてプロフェッショナルを目指す時、社交ダンススタジオに勤務する必要はあるのでしょうか。
知らない人もいるかもしれないのですが、無所属でもプロになれるのです。
しかし9割以上のプロダンサーは社交ダンススタジオに勤めていますよね。
競技ダンサーで将来プロになりスタジオに勤務したいという方は、メリットとデメリットをしっかり知っておくと良いですよ。

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社交ダンス教室に勤務するメリット

社交ダンススタジオに勤務していいこととは何なのでしょうか。

  1. ダンスを伝えれる
  2. 審査員とつながりを持てる
  3. 練習でフロアを無料で使える
  4. レッスン代を安くしてもらえる

9割以上のプロダンサーが社交ダンススタジオに勤務しているのですから、当然メリットはたくさんあります。

1-ダンスを伝えれる

社交ダンススタジオは正式にはダンス教授所と呼ばれるくらいなのでダンスを教えるところなのです。
ダンスを教えるというのは競技をする上でとてもメリットなことなんです。
今まで習ってきたダンスを人に教えることによって自分自身がより理解を深めれるんですね。
競技ダンス上達には欠かせないことなので大きなメリットになるでしょう。

2-審査員とつながりを持てる

ダンススタジオのオーナーは大抵の場合他のダンススタジオのオーナーと知り合いです。
付き合いの深いオーナーとかだとパーティーで知り合いになれたり、時には試合でアドバイスなどをくれる場合もあります。
あまり大きな声ではいえませんが、、、運が良ければオーナーが知り合い同士というだけで競技会の点数をくれる時もあるようですよ。

3-練習でフロアを無料で使える

社交ダンススタジオに勤務しているとそのフロアを自由に使えます。
鍵を貰えるので日曜日など休みの日も使い放題です。
フリーでプロのダンサーをやっている方だと練習を貸しスタジオなどでやることになるので、これは大きなメリットになるのではないでしょうか。
フリーの場合カップルで月に20日、一回1,000円のところで練習するだけで40,000円もかかってしまいます。バカにならないですね。

4-レッスン代を安くしてもらえる

普通スタジオのオーナーになるような先生にレッスンを受けると8,000円〜16,000円くらいします(オーナーのクラスによります)。
週に1回受けるだけで月にかなりの額になりますよね。
それが勤務しているスタジオのオーナーだと半額とか無料で受けることができるのです。
なのでスタジオに勤務するなら習いたい先生の教室でないとメリットにはならないですね。

社交ダンス教室に勤務するデメリット

それではどういった面がデメリットになるのでしょうか。

  1. 時間が拘束される
  2. 休息の時間がとれない
  3. パーティー時期の業務の多さ

細かく見ていきましょう。

1-時間が拘束される

・社交ダンスの先生の収入とは!?
この記事で書いたように社交ダンス教室に勤務すると収入がレッスン代の半分という歩合で決められます。
レッスンの数で収入が決まるのですが、レッスン以外の時の時間が自由になるかといえば、残念ながらそうはいかないんです。
ダンススタジオのスケジュールでも書いていますが、受付業務をしたりお茶出しをしたりとやることはいろいろあり、自由な時間はほとんどありません。
休憩時間も設定されていたりしますが、まれに食事に外に出ることも出来ない所もあるようなので勤務前に確認しておきましょう。

2-休息の時間がとれない

ダンススタジオの営業日をご存じですか?
月曜日から土曜日までが営業日で定休日は日曜日だけです。
練習はもちろん、お客さんのレッスンもあるので体はクタクタになるのですが、日曜日に競技会があった場合どうでしょう。競技会やパーティーのシーズン中は本当に休みがありません。
プロの競技ダンサーとして怪我のリスクや練習の効率を考えた場合、ものすごくデメリットになります。

フリーでやっていたら休みの日もレッスン時間も自分で設定できますね。

3-パーティー時期の業務の多さ

パーティーの業務がどれだけ忙しいか。。。
パーティーといえばデモンストレーションでレッスン数も増えて、それだけで忙しさは増すのですが、さらにパーティーのフォーメーションの練習、掲示物の作成、司会者との打ち合わせなどやらなくてはいけないことが盛り沢山です。
しかもパーティーの収益の殆どはスタジオのものになるので、アマチュアデモンストレーションに多く出演してもらわないとパーティーでも収入はほとんどありません。
外部として参加するだけなら出演料をもらえて準備もしなくてもいいのですごく楽なんですけどね。

 

以上が社交ダンススタジオに勤めるメリットとデメリットですが、いかがでしたでしょうか。
ダンス教室オーナーとスタッフは基本的に師弟関係にあるので、労働基準法などを違反していることを全然気にしていません。若干ブラックな面も目を瞑れるくらいでないと勤務するのは難しいでしょう。
仕事として勤務するのは難しいかもしれないですね。競技選手として勤務することでしかあまりメリットを感じれないですね。

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