社交ダンスといえば子供からお年寄りまで楽しめる生涯スポーツとして有名です。
体がハツラツな若い方にとっては競技会出場などスポーツとして、お年寄りの方にとってはダンスパーティーやサークルなど趣味としてどの年代の方にも楽しまれています。
特にお年寄りの方にとっては認知症予防に効果があるとして期待され、社交ダンス教室やサークルに通っている人が多いそうです。
それでは社交ダンスのどのような面が認知症予防に効果があるのでしょうか。
認知症の予防と社交ダンスの関係を見ていきましょう。
認知症を予防するために
認知症には「これをすれば防げる!」といった方法は現在のところ存在しないようです。残念ですが。
しかし生活習慣を見直すことで認知症を予防できるのです。具体的な例をあげると
- 食事
- 運動
- 対人
- 知的行動
- 睡眠
の5つの習慣を心がけて生活すると認知症の予防になります。
塩分や動物性脂分を控える(食事)、ウォーキングやストレッチ(運動)、人付き合いをする(対人)、読書や将棋(知的)、早寝早起きして日光を浴びる(睡眠)など具体的な行動をとるようにしましょう。
いわゆる規則正しい習慣というものですね。
社交ダンスが認知症予防に効果的
そして上述した2,3,4の項目に社交ダンスは含まれているのです。
- 音楽に合わせてフロアを駆け巡るように踊る、ウォークをし骨盤を動かす(運動)
- 男女がホールドをする、パーティでは異性を誘いに行く(対人)
- ステップを覚える、姿勢を気にする、男性ならステップを考え相手に伝える、女性ならリードを感じステップを察知する、音楽を聞く(知的行動)
といったように社交ダンスは認知症予防に効果的な3つもの習慣が組み込まれています。音楽鑑賞も認知症予防になる音楽療法の一つですね。
社交ダンスは本当にいいところばかりですね。
またアメリカの医科大学でもチェスやウォーキング、読書、水泳などの運動や知的行動の研究でダンスが最も認知症予防に効果的であると発表していました。
ぼくの知っている中での最高齢は94歳でチャチャチャとクイックのメドレーをアマチュアデモンストレーションで踊っていた女性の方です。
綺麗な黄色のドレスを見事に着飾り、お化粧もバッチリで言われるまで90代だったなんて想像もできませんでした。
ダンスは踊りや姿勢だけでなく、ドレスや化粧など外見にも気を使うのでいつまでも若々しくいられるのですね。
見習わなくては!
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