プロフェッショナル社交ダンサーでダンス教室に勤務している人は非常に多いです。
その目的はレッスンで稼ぐことももちろんですが、スタジオを自由に使え、練習がいつでも出来るということが競技ダンサーとしてとても大事なことです。
社交ダンススタジオの営業時間は13時〜22時というところがほとんどでしょう。開始と終了を1時間とか30分前にずれているところもあります(12時半〜21時半とか12時〜21時)。
それでは社交ダンスの先生になるとどのような一日を過ごすのかという疑問に答えてい来ましょう(13時〜22時で営業しているスタジオに勤務している先生の場合)。
練習時間は朝から
まず練習時間ですが、営業時間前にしているカップルが多いです。特にカップル2人とも勤務している場合はほとんどそうですね。お互い営業時間が近いから、スケジュールが合わせやすいのです。
どちらかが一般の起業に勤めている場合は午前中は仕事でカップル練習ができないのでシャドー練習のみか夜のみの練習になってしまうことが多いです。
練習しているカップルは9時くらいから3時間半くらいやっているカップルが多いようです。もちろん個人差はあると思いますが。
また自分のレッスンを受けに行くのも午前中に受けて営業時間に間に合うように調整します。
営業時間
営業時間の30分前には全員集まって業務連絡をし、フロアの清掃をします。
業務連絡ではその日の体験レッスンなどいつもと違うことがあれば報告をします。
営業時間中はお客様のレッスンが主な仕事です。完全歩合制のスタジオが多いのでこのレッスンは手を抜けません。
とはいえ、レッスンをしていない時間もスタジオの雑務をこなしていかなくては営業が効率よく回りません。
レッスン以外の雑務とは、たとえば音響で音出しや音楽替え、お客様のレッスン代お支払いなどの受付業務、鏡拭き、お客様へのお茶出し、備品の買い出し、POP作成など業務はいくつもあります。
レッスン以外の仕事で報酬がつくことはないのですが、誰かがしなければいけないので、一番新人の先生がすることになっていることが多いです。頑張れ新人!
ちなみに休憩時間はスタジオによって異なります。食事には行ってもいいところ、営業時間中ならいつでも1時間とれるところ、外出禁止のところ、レッスン以外は自由なところ、とスタジオによって様々です。
そして営業終了後には再び、フロアの清掃です。営業で使ったフロアをキレイにするのですが、次の日の営業前も清掃するから良いのでは?と思う人も多いかもしれませんね。
しかし営業後に練習する先生もいるので、やはり清掃は必要でなんです。練習はキレイなフロア、キレイな鏡を使用したいですよね。
営業終了後にも練習
トップを目指しているダンサーは朝も夜も練習しています。
お客様のレッスンで体はヘトヘトになってしまうのですが、トップを目指す人には関係ないのです。月曜から土曜まで営業、日曜日は競技会、と体を休める日は無いのも事実です。しかしまとめて練習できる日も試合のない日曜日しかありません。無理をしてでも練習するしか無いのです。
夜は終電まで練習しているカップルが多いでしょうか。それでも2時間は練習できます。
あとは家へ帰り、シャワーを浴び、寝るだけです。明日も早いのです。
いかがだったでしょうか。これが社交ダンス教室に勤める先生の一日です。
なかなか過酷に感じるでしょうが、プロの社交ダンサーのほとんどが社交ダンススタジオに勤務しています。
これからプロになってスタジオに勤務しようと思うのであれば、ほぼ全員がやっていることですから覚悟してくださいね。
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